文部科学省の認定校として、日本国の関係法規に従って、日本における初等・中等普通教育を実施することを目標としています。さらに、日本とパナマ共和国の文化・教育交流を図り、相互理解を深め合う教育活動にも重点を置いた教育を展開しています。
学校教育目標
『豊かで調和のとれた人間性をもち 国際感覚を身につけた 心身ともに健康な児童生徒を育てる』
・確かな学力を身につけ、主体性や思いやりの心、そして日本人としてのアイデンティティをもった児童生徒を育成します。
・コミュニケーション能力を身につけ、外国人と相互理解ができ、調和を図りながらともに生きる考え方・見方ができる児童生徒を育成します。
・体力づくりに励み、健康な体をつくることができる児童生徒を育成します。
テーマと特色ある教育
テーマ 『歴史をたどり 仲間とともに 輝く未来へ』
2024年に創立50周年を迎えるにあたり、パナマ日本人学校を設立した当時の先人の熱い思いをたどり、様々な苦労や努力の上に成り立っていること、その上で学校や世界の仲間と手を携え、未来に羽ばたくために、何をすべきか考えていくことを児童生徒に期待している。
特色ある教育 「4つの重点項目」
(1)確かな学力の定着
少人数のよさを生かし、一人ひとりの児童生徒の実態に応じた指導の充実を図り、家庭学習との連携を図ります。
(2)豊かな心の育成
異年齢集団で行う学校行事や児童生徒会行事、日常の遊びを通して、仲間を思いやる心を育てるとともに、日本人としてのアイデンティティの確立を図ります。
(3)健康な体づくり
年間実施の水泳指導を通して体力づくりを行うだけでなく、運動集会や日本人会及びパナマ・コミュニティー主催の各種スポーツ会に参加させ、生涯を通して運動に親しむ基盤をつくります。
(4)グローバルな人材の育成
現地校との交流学習や語学学習など、在パナマの特性を生かすことにより、世界の人々と共に生きようとする態度やコミュニケーション能力の育成を図ります。
開かれた学校づくり
・授業参観及びスペイン語・英語公開等での授業公開
・学校経営説明会の開催及び自己評価、学校評価の公表
・個別相談、学級懇談等での担任と保護者の相互理解の推進
・現地の人々及び在留邦人の教育ボランティア「スクールサポーター」制度の推進と実施
・各種広報活動の充実
・学校公開、平日開放、土曜開放、長期休業中の平日開放の推進と実施